ブラックボックス面の作成設計をブラックボックスに変換するのは設計サイクルのいかなる段階においても行うことが可能ですが通常は設計が完了した後に実行します。エキスポートする面範囲の最初と最後にダミー面を計2つ追加することを推奨します。これらのダミー面は一般的に機械的データ(例えば光学素子をホールドする筺体などの範囲を表現するもの)または瞳位置に配置されます。
この例ではDouble-Gauss Objectiveの複数の最終面をエキスポートする予定です。ここで使用するサンプルファイルはこのトピックの最後でダウンロードできます。このファイルではレンズをホールドする筺体を表現するために2つのダミー面が追加されています。
添付ファイル:
before.gif [ 14.4 KiB | 表示回数: 2526 回 ]
エキスポートする前に、エキスポートする予定の範囲にある全ての面に対し固定のアパーチャを設定する必要があります。なぜならレンズを再現する際にZEMAXはビネッティングを算出するために各レンズの物理的な大きさを知る必要があるからです。
Tools>Apertures>Convert Semi-Diameters to Circular aperturesは便利なツールです。ユーザー定義のアパーチャ(UDA)以外の全てのアパーチャタイプはエキスポート領域内の各レンズの物理的な大きさを定義するために使用することができます。
ブラックボックスファイルを作成するためには、Tools>Export Data>Export ZEMAX Black Box Dataを選択します。
添付ファイル:
during.gif [ 6.71 KiB | 表示回数: 2531 回 ]
「Create and load test file」オプションにチェックを入れたままにすることをお勧めします。これによりZEMAXがブラックボックスファイルを作成するだけではなく、指定範囲の面を削除し、ブラックボックスを読み込み、ファイルを{original filename}_BB.zmxとして新しく保存してくれます。これはブラックボックスファイルが実際にエキスポートされたファイルを表現していることを容易に確認可能にし、さらに品質確認のステップとして重要です。作成された新しいファイルは自動的に読み込まれます。
添付ファイル:
after.gif [ 13.28 KiB | 表示回数: 2526 回 ]
オリジナルの光線追跡結果とブラックボックスの光線追跡結果とで全く同じことが確認できます。