<ユーザー定義のアパーチュアを使用した軸外し部分の作成>シーケンシャルな ZEMAX では、すべての部品が面として指定されており、それぞれの面には [Surface Properties] ダイアログの [Aperture] タブで、面アパーチュアが割り当てられます。
適用可能なアパーチュアの多くは、矩形アパーチュアや円形アパーチュア、楕円形アパーチュア、浮動アパーチュアといった組み込みの機能です。
NSC では、光学部品を面というよりはオブジェクトとして扱います。
したがって、上記のような一般的な面アパーチュアを適用することはできません。
しかし、いくつかの面オブジェクトは利用できるため、ノンシーケンシャル (NS) モードでもアパーチュアの作成は可能です。
NS モードのいくつかの面オブジェクトは、ユーザー定義のアパーチュアをサポートしています。
このような面オブジェクトでは、[Object Properties] ダイアログの [Type] プルダウン メニューを選択した後、[User Defined Aperture] オプションをチェックします。
添付ファイル:
User%20Define%20Aperture%20checkbox.gif [ 13.24 KiB | 表示回数: 642 回 ]
このオプションをチェックすると、プルダウン メニューからユーザー定義のアパーチュア ファイルを選択したり、スケールを適用することができるようになります。
また、[Edit Aperture File] ボタンをクリックしてファイルを編集することもできます。
ユーザー アパーチュアは多くの異なる用途に使用できますが、多くの場合、非球面の軸外し部分の定義に使用されます。
たとえば、[Standard Surface] で [Conic] 値「-1」を指定して放物面鏡の矩形の軸外し部分を作成した後、ユーザー定義アパーチュアと組み合わせて使用することができます。
ユーザー定義アパーチュアの矩形エンティティ名は、親面のローカル頂点を基点とした x 座標と y 座標の中心にある矩形を定義します。構文は以下のとおりです。
REC cx cy xhw yhw angle nx ny
ここで、cx と cy は x 座標と y 座標、xhw と yhw は x 方向と y 方向における矩形の幅になります。
角度パラメータはー単位で定義され、その角度を任意の位置まで時計回りに回転させることができます。
nx と ny (オプション) は、面をレンダリングするために使用するセグメント数を定義します。
たとえば、次の UDA を作成します。
REC 0 10 3 3 0 50 50
これを放物面 ([Conic] 値が「-1」の Standard Surface オブジェクト) に配置すると、次の軸外し放物面鏡が作成されます。
添付ファイル:
Off-axis%20parabola.gif [ 11.08 KiB | 表示回数: 643 回 ]
UDA の作成方法の詳細については、『ZEMAX ユーザーズガイド』の「エディタ メニュー」の章の 「[Lens Data] > [Surface properties aperture tab] > [User defined apertures and obscurations]」を参照してください。