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 記事の件名: 空気以外の背景材質は定義できますか?
 投稿記事 Posted: 2009年1月26日(月) 18:32 
管理人

登録日時: 2008年12月02日(火) 10:33
記事: 119
<純粋な NSC モードでの背景媒質の定義>

ノンシーケンシャルな ZEMAX では、背景材質が常に空気であると想定されます。
しかし、材質のネスティングがサポートされているため、光学アセンブリ全体を囲む体積オブジェクトから背景材質を簡単に定義できます。
たとえば、構造物全体を水に浸すとします。
デモの Even Asphere.ZMX サンプル ファイル ([ZEMAX] > [Samples] > [Non-Sequential] > [Miscellaneous] ディレクトリにある) を使用して、球面オブジェクト (または任意の体積オブジェクト) を Object 1として挿入できます。
添付ファイル:
NSCE_inserting%20sphere.jpg
NSCE_inserting%20sphere.jpg [ 44.96 KiB | 表示回数: 619 回 ]



[Material] を「WATER」、[Radius] を「100」、[Is Volume?] フラグを「1」にそれぞれ設定することによって水の体積球が作成され、他のすべての光学部品を取り囲みます。
添付ファイル:
NSCE%20parameter%20values.jpg
NSCE%20parameter%20values.jpg [ 52.38 KiB | 表示回数: 619 回 ]

添付ファイル:
3d%20layout%20sphere%20shown.jpg
3d%20layout%20sphere%20shown.jpg [ 30.62 KiB | 表示回数: 622 回 ]




球体のサイズが大きいと、描画の縮尺がゆがんでしまうため、この球体を描画目的には使用しません。
添付ファイル:
Do%20Not%20Draw%20Object.jpg
Do%20Not%20Draw%20Object.jpg [ 39.61 KiB | 表示回数: 620 回 ]

添付ファイル:
3d%20layout%20without%20sphere.jpg
3d%20layout%20without%20sphere.jpg [ 42.84 KiB | 表示回数: 618 回 ]




指定の背景材質に構造物を埋め込む手順を完成させるため、光源が 3D 空間内で本当にその体積内部に存在する場合には、そのことを示すフラグをつける必要があります。
この例では、水球内に両方の光源楕円体が存在するため、両物体で [Inside Of] フラグを「1」に設定します。
添付ファイル:
inside%20of%20flag.jpg
inside%20of%20flag.jpg [ 46.39 KiB | 表示回数: 619 回 ]



その結果、屈折境界面が空気と BK7 ではなく、水 と BK7 の間に位置するようになるため、レンズの前面と裏面での光線の屈折率は劇的に変化します。
添付ファイル:
3d%20layout%20refraction%20of%20rays%20after%20inside%20of%20flag%20is%20specified.jpg
3d%20layout%20refraction%20of%20rays%20after%20inside%20of%20flag%20is%20specified.jpg [ 45.5 KiB | 表示回数: 620 回 ]


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 記事の件名: 空気以外の背景材質は定義できますか?
 投稿記事 Posted: 2009年3月12日(木) 11:27 
管理人

登録日時: 2008年12月02日(火) 10:33
記事: 119
<混在モード光学系における NSC グループ用の背景媒質の定義>

混在モード ファイルでは、NSC グループ全体の背景材質は、LDE の NSC 面の [Glass] 列で定義できます。

添付ファイル:
LDE%20water%20for%20NSC%20surface.jpg
LDE%20water%20for%20NSC%20surface.jpg [ 34.86 KiB | 表示回数: 499 回 ]


ただし、入射ポートと射出ポートがシーケンシャル面と NSC グループの間のインターフェイスの役割を担っているため、レンズデータエディター(LDE) のノンシーケンシャルな光学部品面に空気以外のガラスを置くと屈折力が生じます。
これが目的の解決策ではなく、さらに「背景」材質が必要な場合は、純粋な NSC 光学系に対して示した同じ解決策を混在モード設計の NSCE にも適用できます。


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 記事の件名: 空気以外の背景材質は定義できますか?
 投稿記事 Posted: 2009年3月12日(木) 11:31 
管理人

登録日時: 2008年12月02日(火) 10:33
記事: 119
<まとめと参考資料>

このトピックでは、NSC グループ用に空気以外の背景材質を作成する方法について説明してきました。
純粋な NSC 光学系では、指定のエレメントをこれよりも大きな空気以外の材質で囲むことによって行えます。
ネスティング法則に従って、エレメントを囲む体積は埋め込み対象のエレメントよりも前に定義する必要があります。
混在モード光学系では、NSC グループの背景材質は、指定のノンシーケンシャルな光学部品面に関する レンズデータエディター(LDE) の [Glass] 定義で指定します。

参考資料

ZEMAX Optical Design Program User's Guide (ZEMAX Development Corporation 作成)


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