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発光ダイオード (LED)
LED 測定使用例(応用例) / 中赤外波長発光ダイオード
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LEDマイクロセンサー社は1.6umから4.6umまでの発振波長をもつ中赤外波長LEDを製造しております。
その用途と、用途に合わせたLED選定方法をご説明します。
主な用途として、厚み測定、水分測定、ガス分析、画像処理、非破壊検査等があります。
CO2, CO, H2O, アセトン、メタン等、中赤外波長帯域で吸収のある材料に有効です。
<具体的な測定使用例(応用例):二酸化炭素CO2>
Carbon Dioxide(二酸化炭素)は4200nm~4320nmの波長に強い吸収帯をもちます。
また、2,000nmから2,700nm周辺にも反応帯があります。
二酸化炭素の測定には、以下のLEDを推奨します;
Lms43LED
Lms38LED
上記組合せは、小規模測定や小型密度(濃度)測定に向いています。
Lms20LED
Lms23LED
上記組合せは、ロングパス内の測定や、高濃度測定に向いています。
<具体的な測定使用例(応用例):水分H2O>
ウォーター(水分、H2O)は2,550nm~2,750mの波長と1,830nm~1,900nmに強い吸収帯をもちます。
二酸化炭素の測定には、以下のLEDを推奨します;
Lms18LED
Lms19LED
Lms16LED-FC
<具体的な測定使用例(応用例):メタン>
メタン(Methane, CH4)の主要な吸収波長帯は3,200nm~3400nmです。
1650nm~2300nm帯にも、弱いながらも吸収帯が存在します。
メタンの測定には、以下のLEDを推奨します;
Lms34LED
Lms38LED
上記組合せは、小規模測定や小型密度(濃度)測定に向いています。
Lms23LED
Lms20LED
上記組合せは、ロングパス内の測定や、高濃度測定に向いています。
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